注目されると指がふるえ、涙目になる…。
そんなアガリ症が、ソロでステージに立ってきました!
結果やいかに…。
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みなさんこんにちは、kyonです。
突然ですが、わたしはアガリ症です。
普段でも、人と話す時は声が震えるときがあります苦笑。
コンビニのアルバイトをしていますが、お客さんに話しかけられて挙動不審になることもチラホラ…。
そんなアガリ症のわたしが、発表会に出てきました!
アガリ症もあって、発表会に出るのは毎回断っていたんですが(汗)、
今回の発表会はいつもと違う!
それは、金藤先生の『Anniversary』を弾くから!
この『Anniversary』は、
- ソロギターで一番好きな曲
- ソロギターを知らない人でも魅了できる曲
- わたしが楽譜をつくったので、暗譜できている曲
という理由で、「ぜひとも弾きたい」と思ったのです。
実はこの発表会、3月末にありました。
前記事↓に引き続き、わたしの遅筆性を反映しています…orz。
※わたしが住んでいる岡山県・会場となった広島県は、発表会当日に緊急事態宣言が出ていません。
検温・アルコール消毒の徹底、
プログラムを細かく区切り、観客・演者をいれかえたり換気する時間をとるなど、
コロナ感染対策を徹底していました。
さて結果は…
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見事に3回止まりました泣。
細かいミスはもっとあります…。
ソロギターなので、ミスして止まると完璧な無音状態になるんですよね。
それがさらなるパニックを引き起こす…笑。
それでもなんとか弾き終えました。
「練習ではできてるのに!」
という歯がゆい感情が、ステージを降りたあと何回も押し寄せてきました。
くやしい。
もっとギターがうまくなりたい。
もっと心を強くしたい。
そんなことを強く思いました。
と同時に、めちゃくちゃ楽しかったです。
終わった後の会場からの拍手。
…気持ちいい笑。
演奏終了後トイレで、「良かったです」と初対面の方に話しかけられましたのもうれしかったです笑。
なんでもっと早くにステージに立たなかったんだ笑。
とりあえず1回経験したことで、達成感と少しの自信を手にしました。
と、そんなこんなで、初ソロステージを終えました。
学んだことがたくさんありました。
以下、気づいたことを忘備録的に書いてみます。
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”自信”も”不安”もステージ上では5倍になる
ステージ上は”異世界”ですね。
感情がめちゃくちゃ増幅されることに驚きました。
不安が5倍に感じました。
ふだんの練習では「ミスする回数が多いな」くらいにしか思っていなかったパートでも、
そのパートが近づくと…
あぁぁぁぁぁ!
あ、あのパートがくるぅぅぅぅ!!
絶対!
絶対ミスするぞ、自分!
とどんどんパニックになっていきました笑。
案の定、気になるパートでミスをするというオチつき…orz。
と同時に、「自信も5倍になる」ことを実感しました。
弾き慣れているパートは、演奏に集中することができました。
自分でも「ゾーンに入っている」と認識していましたね。
実際そのパートはとても自然に、そしてとてもなめらかに弾けました。
ステージで発揮できたものが”実力”
上述のとおり、ステージ上は”異世界” でした。
会場の全視線が自分に集まるという緊張感。
”詰めが甘い”パートに対する不安感。
それらを乗り越えて演奏するんですよね。
その状況で弾けるって、とんでもないことです。
「ふだんは弾けるんです!」
という言い訳も通用しない。
本番で発揮できたものが、その人の本当の実力。
常に人前で弾いて結果を出しているプロの方たちって、ホントにすごすぎる。
千回演奏して九百九十九回弾けるようになってようやく、人前でそれなりの演奏ができる。発表会で失敗せずに弾ききったら、その人の実力は本物なのだ。
緊張は”慣れる”ことができる
発表会が近づくにつれ、 人前で演奏する機会ができました。
先生の粋な計らい(?)で急遽、レッスンを待っているほかの生徒さんたちの前で弾くことになったのです!?
それまでは普通のレッスンだったので、
「さぁみんなの前で弾いてみましょう」と先生にいきなり言われてパニックに笑。
その機会で初めて演奏したのですが、これがいい練習だった。
というのも、「緊張したらどうなるか」を身をもって体験したから。
「緊張すると、こんな風に指が動かなくなるんだなぁ」と、他人事のように感じながら
弾いていました笑。
涙目にもなりながら笑。
…もちろん、本番ではさらに緊張しました笑。
でもこのリハーサルの経験がなかったら、自分の身体の反応に本番でどれだけパニックになっていたでしょう。
経験することってホントに大事ですね。
緊張を完璧にゼロにすることはできないでしょうが、少なくとも”慣れる”ことができることを改めて実感しました。
人前で演奏することで劇的に上達する
発表会に出たことで、ギターの腕がかなり上達してのでは?と自負しています。
もちろん、人と比べるのではなく、発表会前と発表会後の自分を比べると、ですけど。
これは「人前で演奏すること」そのものが原因ではなく、その”過程”に関係があるのだと思います。
「発表会」という”目的”と”締め切り”があるため、ダラダラと練習することは許されません。
同じ曲を弾きこんだり、「どうしたらもっとうまく弾けることができるか」という改善を繰り返していく過程が、すごく大きかったです。
人前で演奏することは楽しい
やっぱりこれですよ。
涙目になろうと、
指がふるえようと、
ミスしてとまろうと、
人前で演奏することはめちゃくちゃ楽しかったです。
その楽しさが達成感からくるのか、緊張から解き放たれた解放感からくるのか分かりませんが笑。
また発表会に出たい!
というか、もう次の発表会で演奏したい曲をレッスンで習っています笑。
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今回のソロステージの経験から、日頃から
ゴールを意識した練習をすることが大切
ということを学びました。
たとえば
緊張感に慣れる
緊張感のなかで演奏する練習をする→自分の演奏を録音・録画する
人前で弾く経験は、ふだんはなかなか体験するできません。
家族に聴いてもらうのも恥ずかしいし笑。
でも演奏を録音・録画するのは、それに近い緊張状態をつくることができますね。
「失敗できない」心理状態で弾くことで、メンタルが鍛えられそう。
「見られている」という心理状態になるため、録画の方がベターか。
本番に不安感を残さないようにする
苦手意識をなくす練習をする→確実に弾けるテンポで弾く
日頃からミスせずに弾けていれば、不安感をいたずらに増大させることはないでしょう。
”絶対に間違えない”ゆっくりとしたテンポで”確実に弾く”ことで、
正しい動作を脳と身体にしみこませたいですね。
YouTubeで見た記憶ですが、とあるプロの演奏家(何の楽器かすら忘れた苦笑)は、
連続して100回弾くまでは次のパートに進まないそうです(!?)。
次のパートにいくのに数時間かかるとか…。
さすがにそこまではできませんが、「10回連続でミスしないように弾けるようにする」といった目標はできそうです。
これは10回に近づけば近づくだけ「間違えてはいけない」というプレッシャーの下で演奏することになりますから、前述の「緊張感に慣れる」いい練習にもなりそう。
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まとめ
初めてのソロステージの結果&感想でした。
いや~人前で弾くって、ふだんの練習とは比べものにならないくらい楽しいですね。
アガリ症で盛大にミスりましたが、それでもまた発表会にチャレンジしたいです。
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