「もっと早くしておけば良かった…」
手軽なのに上達を加速させる練習法とは。
みなさんこんにちは、kyonです。
わたしはソロギターが好きで、練習しています。
練習していると、いろいろな壁にぶちあたります。
もっとうまくなりたい。
もっと緊張に強くなりたい。
改善したいことはたくさんあります。
そんな中。
これをやったら「ものすごく上達したな」と実感した方法がありました。
それは自分の演奏を録音して聴くことです。
何をいまさら…といった感じですが、久々に録音してみて
「これは普段からしなくちゃいけない」
と学ぶことがたくさんありました。
なので今日は録音することのメリットをまとめたいと思います。
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録音で得られる3つのメリット
客観性が身につく
録音する最大のメリットは、自分の演奏を客観的に聴けるということです。
自分の演奏を聴いてガクゼンとしました。
「うわっ…私の演奏、下手すぎ…?」
音が全然つながっていないし、抑揚もほとんどない。
リズムもゆれまくっている…。
これを他人が聴いているのか…。
弾いているときは「我ながらうまくなったな」と気持ちよく弾いていてたのに笑。
それに気づいただけでも「自分の演奏を録音しておいて良かったな」と思いました。
自分の演奏を客観的に聴かなかったら、ひとりよがりな演奏や練習を続けていたでしょう。
上達しないし、時間だけが過ぎていく。
自分では「うまくなった」と勘違いしながら…。
とても恐ろしいですね。
録音して聴くことで、自分の演奏のクセに気づけました。
生まれつきの才能なんかに頼らなくても、誰でも確実に成長スピードを上げる方法があるのです。
それは、発見の量を増やすことです。成長のスピードが早い人は「発見」が多いのです。
1つ聞いたら、5個気づく。これが成長スピードを上げるコツです。
(引用―『うまく描くの禁止』さいとうなおき著
)
気づけること、ほんとうに大事ですね。
自分の演奏を客観的に聴いて、直すべきところ・気をつけるべきことに気づく。
それを毎日の練習で修正していけたら、上達するスピードが劇的にアップするでしょうね。
もちろん、改善点だけじゃなくて「いいところを見つける」のも大事ですね!
緊張感に慣れることができる
「絶対に間違えられない…」
演奏を録音すると、こんな心理状態になります。
そんな緊張感で弾くことで、人前や発表会で弾くといった”本番”での緊張感に慣れることができます。
さすがに、「ほんとうに人前で弾く」ことには適いません。
それでも本番に似た緊張感をつくることができますね。
わたしはとてもアガリ症。
録音開始のスイッチを押しただけで、演奏がガッタガタになります。
「ふだんなら弾けるのに…」
言い訳したくなります。
くやしいです。
ですが、自分の演奏をレコーダーの前にさらすことで、少しずつですが緊張感に慣れてきました。
毎日1ミリずつの前進です。
集中力が身につく
これは前述の内容とかぶるかもしれません。
緊張感のもとで演奏していると、いつもはしないミスをします。
それでも止まらずにつなげていきます。
なぜなら録音ボタンを押した瞬間、”本番”だからです。
「どうにか弾き続けよう」と、とてつもない集中力を発揮します。
「この一発にすべてをかける」
録音するとこの気持ちが出てきます。
ミスしても気持ちを切らさないものすごくいい練習になりました。
演奏家たるもの、演奏は全て一発勝負だ。一発勝負に弱くては話にならない。
(引用―『最後の秘境 東京藝大』二宮敦人著
)
ということで、録音をすることで得られる3つのメリットでした。
これらは、漠然と練習しているだけでは身につかないこと。
なので、録音をすることで3倍のスピードで上達できるのではないかと思います。
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録音に使うもの
自分の演奏を録音する方法はカンタン!
ものすごく手軽。
無料のものもありますし。
「令和の時代に何言ってんだ」て情報ですが笑。
ミニ三脚を使ってムービーを撮れば、音だけでなく演奏姿勢も確認できて便利です。
「こんなに猫背で弾いているのかっ!?」て自分でビックリします苦笑。
録音以上に緊張感が高まるので、録画もいいですね。
音にこだわりたければ、PCMレコーダーがオススメです。
YouTubeに投稿している演奏動画も、TASCAMのレコーダーを使っています。
カブトムシ aiko solo guitar cover Arranged by 井草聖二 Seiji Igusa - YouTube
ラクに使えるので、録音して確認することが増えました。
それでいて動画投稿にも使える音質なので、オススメです。
(音質が良すぎてタッチの未熟さが露わになっちゃってますが、それも録音してきづいたこと。)
まとめ
録音をすることで得るものがたくさんあります。
これからももっと録音を練習にとり入れて、加速的にうまくなりたいです。
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