ピアノの発表会は「判断力」と「決断力」を
鍛える最高の場所だった!?
アガリ症が初ステージで得たものとは。
みなさんこんにちは、kyonです。
前回の記事のとおり、ピアノの発表会に出てきました。
結果は…
「惜敗」といったところでしょうか。
思いっきり左手がとんで、頭が真っ白になりました。
しかし、なんとか立ち直して弾ききりました。
緊張のなかで学んだことがあります。
それは
「ピアノの発表会に出ると判断力&決断力が身につく」
ということです。
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発表会に自分のピアノをもっていくことは不可能。
ということは、はじめて触る楽器でパフォーマンスをするということなんですよね。
しかもステージ上で。
いつもと違うタッチや音色をぶっつけ本番で味わうのってかなりすごいことですよね。
わたしも、まさしく最初のタッチで戸惑いました。
「鍵盤の重さがいつも違う!?」
鍵盤も細く感じましたし。
さらには会場の響き方。
弾いた瞬間に「おぉこんな風に響くのか」と体で感じました。
わたしも超初心者で、演奏や表現の引き出しは狭いですが、
「あ、もっと強く(あるいは)弱く弾いた方がいいかも」と
体感とピアノに導かれて判断していました。
と、こんな感じで
- 初めて触れる楽器で
- 弾きながら調整していく
ことから判断力が鍛えられるなと実感しました。
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さらには決断力。
演奏中に不安なパートにさしかかる前に、私はあることを直感しました。
「あっ絶対にミスする…」
そこは練習時に何回もミスをした場所。
左手に不安があったパートです。
多分思い出せないだろうとすでに予感してました。
そして問題のパートに突入。
一瞬で悟りました。
「思い出せない」と。
その時、脳内にあった選択肢は3つ。
- 一か八かそのまま突入する
- 思い出せるようにゆっくり弾く
- 左手を捨てて右手(メロディ)だけでも生かす
不安なパートに入り思い出せないことを悟った瞬間に、わたしは3の選択肢をとりました。
つまり、メロディだけでも弾き続けること。
とまらないことを選びました。
ただでさえ緊張しているんだから思い出せないだろう。
そして、演奏がとまると無音になって、さらなるパニックを生んでしまう。
「とまらない方が違和感が少ないだろう」と思ったのです。
これは、我ながら思い切った決断でした。
ピアノだからできたのかもしれません。
左手が伴奏・右手がメロディ、とほぼ役割が決まっていますから。
ソロギターだと頭が真っ白になったら、復帰が難しいと思います。
完璧にとまって弾き直すしかないでしょうね。
それは発表会で経験しました苦笑。
決断したあとは、意外と冷静でした。
もちろん悔しいし恥ずかしかったです。
それでも決断したおかげで、ミスを最小限にできました。
清々しささえありました。
その場にあわせて一瞬で決断する。
ときには「捨てる」ことが最善のこともある。
貴重な体験ができました。
まとめ
ピアノの発表会は、いつもと違うピアノで演奏する貴重な機会。
しかも、タッチや音色・会場での響き方の違いもぶっつけ本番で感じるもの。
最高のパフォーマンスをするために、その場その場で判断していくことが必要となってきます。
ピアノの発表会で判断力と決断力が鍛えられました。
また出たいです。
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