あつく、ゆるく

人見知り・アガリ症の雑記ブログ。ソロギターと外乗が好き。

5分後、自分はどうなっていたい?『5分の使い方で人生は変わる』小山竜央著

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多くの人間の行動の9割は前日と変わらない

そこから見えてきた”たった5分”の使い方。

 科学的に「無理をしないで自分を変える方法」とは…。

 

みなさんこんにちは、kyonです。

 

みなさんは 

  • 「よし、やるぞ!」と意気込んだのに、ダラダラと過ごしてしまう
  • 元旦に1年の抱負を決めたのに、結局手つかずのまま

 そんなことはありませんか?

 

わたしはあります。

よくあります笑。

 

ダラダラする時間を減らしたい。

今の自分を変えたい。

そう思っているのに、なかなか行動に移せない。

そういう自分がいやになることもあります。

 

そんななか、本屋でたまたま見かけた本が良かったのでご紹介します。

 

「今度こそは!」と思うのですが、また元通り。

そんな繰り返しを断ち切れる方法が学べる本です。

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それがコチラ。

小山竜央氏著の『5分の使い方で人生は変わる』です。

 

【内容紹介】

5分で人生が変わるのには明確な理由がある!

今まで色々試したが、変われなかった人へ

あなたの時間を5分だけ下さい。

 (中略)

本書の目次

【第1章】 なぜ、あなたの日常は変わらないのか

【第2章】 成功哲学本・自己啓発本は役に立たない

【第3章】 無理をしないで自分を変える方法

【第4章】 ネガティブ思考の成功法則

【第5章】 自分の可能性を最大限に引き出す方法

【第6章】 あなたの【基準】を高める15の習慣

【第7章】 お金に対する【基準】を高める思考法

(引用元―Amazon.co.jp 商品ページ) 

 

 「これまでの成功本は役に立たない!」

やる気を出さなくても、「昨日までの自分」は変えられる!

そう主張する著者の、科学的に見た「長期的に成長していく方法」とは――

 

この本を読んで学んだことは、以下の3つ。

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  • 脳はそもそも「変わりたくない」
  • 目先の5分を変える
  • 1年後の自分も10年後の自分も、「目の前の5分」の積み重ね

 

ひとつひとつ見ていきましょう。

 

脳はそもそも「変わりたくない」

 

人の脳は、生存本能を最大限に働かせて機能しているので、今生きていけるのであれば、無理に変化を求めようとしません。むしろ安定性を求め、昨日と同じ働きをしようとします。このため、何か新しいことを始めようとすると、脳は「そういうことはやめておいたほうがいいよ」と信号を出してきます。

 

これ、すごくよくわかります。

 

たとえば勉強。

「よっしゃ勉強しよう!」

と気合をいれてとりかかろうとします。

 

すると

「この動画を見てからにしよう」

と思ってなかなかとりかからない

気付けば、30分もずっとYouTubeの関連動画ばかりあさっている。

 

たとえばジョギング。

健康のためにはじめようとしても

「今日は寒いからやっぱり明日にしよう」

と先延ばししてしまう。

 

心当たりがありすぎます汗。

 

しかし著者は、それは脳科学的にあたりまえのことだと言います。

気合を入れて何か新しいことをしようとすると、脳が逃げの思考回路に入ってしまいますから。

 

「面倒だな」と感じた瞬間に、脳は行動を起こすことを拒否してしまうので、結局は昨日と同じ行動パターンを繰り返すという状況に陥ってしまうのです。

 

目先の5分を変える

 

では、どうすれば「昨日までの自分」を変えていけるのでしょう。

 

それは、脳が「面倒だな」と思わない範囲で行動することです。

「気合を入れて努力すること」をやめるのです。

1日5分だけ日常を変えてみましょうと著者は提案します。

 

重要なのは困難に立ち向かうのではなく、脳に負担をかけずに、5分から日常を変えていくことなのです。

 

いきなり

「3時間勉強しよう」

と意気込んではいけません、と。

 

「5分だけやってみよう」

と変えてみると良いそうです。

 

これならできそうですよね。

心理的なハードルがグッと下がりますから。

なにかと言い訳を考えて、先送りするクセがあるわたしにはとても効きそう笑。

 

1年後の自分も10年後の自分も、「目の前の5分」の積み重ね

 

「自分を変えるのに、たったの5分!?」

と驚きますよね。

「そんな短い時間でいいの?」

と拍子抜けするかもしれません。

 

ですが、5分の力は侮れません。

 

「目の前の5分」でできることはたった一つかもしれません。

でもその「目の前の5分でできること」を意識し行動していくと、1日を振り返った時にたくさんのことを成し遂げていたことに気がつくはず。

 

5分することに慣れ、

10分、30分と伸びていき、

それが1週間、1か月、半年と続いたら…。

 

たかが5分。

されど5分。

その5分を使って、自分の価値を上げていくのです。

 

1年後の自分も10年後の自分も、目の前の5分という短い時間の積み重ねが作り上げていくものだ、という感覚を常に持ってください。それを意識することができれば、つらい努力をしなくても、目標を達成することでき、長期的な成功やお金を手に入れることができるようになります。

 

1年後や5年後の目標を定めても、

脳にとっては負荷が大きい=逃げようとする。

情熱もずっとは続かないですしね。

だから、「5分」という短い時間が効果的なんですね。

 

無理に行動したり、大きな目標を掲げても結局は続かないということが腑に落ちました。

これこそがまさに『5分の使い方で人生は変わる』というタイトルが表していること。

 

大きな気づきがある本でした。

そのなかで、実践できそうなことは以下の3つ。 

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  • 5分後の自分を常にイメージする
  • 1時間で12回も目標を再設定できる
  • ”小さな1番”を目指す

 

5分後の自分を常にイメージする

 

「目先の5分を変える」と言っても、どうすればいいんだ!

って感じですね笑。

 

具体的には「5分後に取るべき自分の行動」を決めていくということです。 

 

本書の例をあげますと、

苦手な仕事の企画書を書いている5分後の自分

ちょっと面倒な取引先に電話をかけている5分後の自分

外に出て、ジョギングをしている5分後の自分

資格取得のための勉強している5分後の自分

 

こんな感じで5分後の自分をイメージし、そのイメージに実際の自分を合わせるようにしていきます。

 

↑の例は、少しハードルが高いかもしれません。

でも、5分でとれる行動ならどんなことでもいい、と著者は言います。

むしろ些細なことであればあるほど好ましい、と。

その方が、脳からの抵抗をうけませんから。

 

たとえば、こちらも本書で述べられている例ですが、

5分を使って本を5ページ読む

お昼休みになるまでスマホをいじらないで仕事に集中する

といった小さなことから始めてみるといいと思います。

 

とにかく、今やらなくてはならないことだけを考え、そのことに集中していくように心がけましょう。昨日と違うことを1つだけ実行した場合でも、確実に変化したことになります。

 

「目先の5分を変える」とはつまり

「5分後、自分はどうなっていたい?」

と自分に質問していくことなんだと思います。 

 

このままダラダラとネットサーフィンをしてていいのだろうか。

と自分に聞いてみました。

 

そうしたら、

いや、本を読みたい!

資格取得の勉強がしたい!

ギターの基礎練がしたい!

 

と思っている自分に気がつきました。

そしてこの質問をすることで、実際に行動を起こすことができました!

 

「5分後、自分はどうなっていたい?」という質問。

自分にとってすごく大きな意味をもちましたねぇ。

この考え方に出会えたことに感謝です。

 

5分後の自分すらもイメージできない人が、1年後、5年後、ましてや将来の自分のイメージなんてできるわけがありません。イメージできないモノは現実になりえないということなんです。

 

1時間で12回も目標を再設定できる

 

そうは言っても、「昨日までの自分」をすぐには変えられないかもしれません。

たった今も、5分を無駄に過ごしてしまったかもしれません。

(このブログを読むことは時間の無駄ではない、はず。)

 

実際わたしも、5分後の自分をイメージしてもなかなか行動できないことがまだまだあります。

染みついた習慣というのは恐ろしい(^^;。

 

でも5分で区切ると、1時間に12回も目標を再設定することが可能ですね。

またすぐに新しい目標に挑むことができます。

 

ゲーム感覚で楽しむことができますね。

 

”小さな1番”を目指す

 

「脳は大きな変化から逃げようとする」というのは、この本で繰り返し述べられていること。

なので、小さな変化を起こそうというのが本の趣旨です。

 

「成功したい」「お金持ちになりたい」と思うのであれば、小さなステップから第一歩を踏み出すことです。そして、何でもいいのでまずは”小さな1番”を目指すことです。

 

ほんとうに小さな1番。

 

たとえば「会社の席が近い4人の中で一番早く出社する」とか。

これくらいなら、脳っも抵抗しなさそう。

 

それができたら、その4人の中で売り上げを1番にすることにもチャレンジできそう(これも本書の例から)。

 

身の回りで1番になることが増えれば、確実に日常のレベルは高まっていきます。

 

「5分」とは直接関係ないかもしれませんが、この考え方もいいなと思いました。

 

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と、こんな感じでこの本を読んで学ぶことがたくさんありました。

 

ほかにも

  • やる気がなくても自動的にやってしまう方法
  • 苦手なものの克服法
  • 「寿命を2倍」にする方法(←あやしいものではありません笑)

など、気になるものがありました。

5分の使い方で人生は変わる』、読んで良かったです。

 

ただ、正直この本は前半だけでいいです。

本の後半は蛇足ですね。

”本のボリューム”にするために、無理やり「5分」にからめたような内容です。

 

それでも、「5分」に対する考え方は読む価値があります。

昨日までの自分・生活習慣を変えたいのになかなか変わることができない

そんな人にオススメする本です。

 

5分の力はすごいです。f:id:kyon-rog:20210219084502j:plain

さっそくわたしも、5分間砂時計を買いましたもん笑。

 

 みなさんも、5分で「昨日までの自分」を変えてみてはいかがでしょうか。

本日ご紹介した本はコチラ。

 

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