できらぁ!
ということで『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』を読みました。
サラリーマンのまま、3か月で5大陸18か国を制覇された方のお話。
みなさんこんにちは、kyonです。
旅に関する本を読んだので、ご紹介したいと思います。
それがコチラ。
東松寛文氏著の『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』です。
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旅ほど「働き方」を最速で変える方法はない!
大学卒業後、激務の広告代理店に入社し、“社畜寸前"だった著者が、
ひょんなことがきっかけで一人海外旅行に行く羽目になり、
そこで「旅」に目覚め、週末で世界中を旅行するようになります。
すると、あろうことか「世界一周がしたい」と思ってしまいます。
しかし、サラリーマンを辞める勇気はありません。
そこで、「日本にいるときはトランジット」と考え、
会社を辞めずに「週末」と「貯金」を使って、
3か月で5大陸18か国制覇。
“週末だけで世界一周"を達成しました。
「休み方」を変えたら「働き方」が変わり、
「働き方」が変わると「生き方」まで変わったのです。
本書は、そんな普通のサラリーマンだった著者が綴った、
旅を通じて“自分らしい生き方"を見つけていく“奇跡の物語"です。
巻末には、今すぐ旅に行けるように著者の旅行術をまとめた
「旅のしおり」も付いています!
週末だけでも“奇跡"は起こる!
「働き方」を変えるきっかけになった6つの奇跡の旅とは?
ロサンゼルス 初めての一人海外旅行、空港で絶望!?
キューバ 街中で偶然見つけた、今までで一番の絶景
香港 謎の男、週末だけで佐々木希になる!?
イラン イスラム教の戒律と寛容の狭間で生きる人々
コンゴ共和国 お洒落なジェントルマン「サプール」を探しに
サウジアラビア Twitterが大炎上!? 僕に起こった史上最高の奇跡
第1章 旅と無縁の“社畜寸前"時代 2010年4月 東京
第2章 僕が旅を始めるきっかけの旅 2012年5月 ロサンゼルス
第3章 僕が旅に行く理由に気づいた旅 2015年5月 キューバ
第4章 週末だけでも奇跡が起きた旅 2016年9月 香港
第5章 「行ってみないとわからない」とわかった旅 2016年10月 イラ
第6章 世界一お洒落なジェントルマンを探す旅 2016年11月 コンゴ共和国
第7章 史上最高の奇跡が起きた旅 2017年9月 サウジアラビア
第8章 「知る」旅から「伝える」旅へ 現在 東京
旅のしおり リーマントラベラー直伝! 今すぐ行ける海外旅行10のテクニック
(Amazon.co.jpの商品ページより引用)
あらすじは、上↑の引用でほとんどわかってしまいますね笑。
初めての一人海外旅行で海外旅行にハマり、「週末だけで世界一周達成する」というとんでもない目標をたてて実行したサラリーマンのお話です。
ポイントは、「サラリーマンのまま」で世界をまわるということ。
つまり、今いる環境で人生をかえることができる、ということ。
めちゃくちゃテンションがあがる本でした。
著者は東松寛文(とうまつひろまつ)氏。
1987年岐阜県生まれ。平日は激務の広告代理店に勤務するかたわら、週末で世界中を旅するサラリーマン。サラリーマンを続けながら「リーマントラベラー」としても活動し、オンラインサロン「リーマントラベル研究所」の所長も務める。
筆者のエネルギーが伝わってくるような、軽快な読みごこち。
一気に読めます。
そしてワクワクします。
生き方を変えたい。
でもサラリーマンを辞める勇気はない。
そんな方にオススメしたい本です。
筆者の初めての一人海外旅行は、絶望ではじまりました。
行先はアメリカ。
英語は苦手。
一緒に来てくれる英語が話せる友だちが見つからない。
モバイルWi-Fiも手配せず。
唯一の情報源『地球の歩き方』を日本に忘れる。
観光どころか、「生きて帰れるのか」という状態ですね…。
そんな状況でも、動いたらなんとかなるもの。
その過程がいいですねぇ。
3泊5日で、やりたいこと全部を達成してしまうのです。
英語が話せなくても簡単に行ける!短い休みでも十分に楽しめる!そして、合コンよりも圧倒的に楽しい!
「行かないのはもったいない!」
無我夢中でトラブルをのりこえて、旅の魅力にハマっていきます。
そして
「激務の広告代理店勤務のサラリーマンが、
日本でトランジットをしながら毎週末海外旅行に行き続け、
5大陸を制覇して、
”週末だけで世界一周”を達成する!」
という、途方もない目標をたてます。
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とくに印象に残ったのは、香港旅行。
とある雑誌の表紙を飾っていた女優の佐々木希さんにハートを撃ち抜かれた筆者。
その特集が香港だったのです。
「佐々木希ちゃんになりたくて」
佐々木希さんが訪れた場所にいき、同じポーズで写真を撮るという”聖地巡礼”をすることにしたのですが……続きは本にて。
特筆すべきは、著者の体力。
旅行に目覚める前は、平日は朝早くから晩遅くまで働く毎日。
終電まで残業するのは当たり前。
ときには休日出勤も。
それに加えて、”お付き合い”の飲み会も平日毎日ある週も結構あったとか。
カラオケに行けば1番に曲をいれ、ネタを仕込んでは披露。
そして週末。
金曜日は深夜12時まで働き、そこから友だちとの飲み会へ。
土曜の夜も飲み会、という名の合コンへ。
ものすごい生活です。
ふつうは体壊すか、ストレスでやられていますね。
やっぱり広告代理店に入れる人は違うなあ(あと商社とか)。
豆腐メンタルのぼくには、”世界の人”て感じです。
でも、参考になることもあります。
それは「働き方」と「休み方」。
激務のかたわら週末に外国へいくとなると、金曜の夜はフライト。
それまでに1週間の仕事を終わらせなくてはいけません。
絶対に。
そうなると、「週の初め(月曜日)から金曜日を意識して働くようになり、前もってスケジューリングしながら、効率よく仕事を行う」ように。
おもしろいことに残業は減るし、仕事の評価は高まるし、旅行で得たインスピレーションのおかげかアイディアがうまれてくる…。
好循環が生まれたのです。
「休み方」を変えたら「働き方」が変わり、
「働き方」が変わると「生き方」が変わる。
あながち大げさでない気がしてきました。
別に海外旅行でなくても、楽しみな予定を入れてるだけでも変わりそうです。
さらに本書のおわりに「旅のしおり」として「今すぐ行ける海外旅行10のテクニック」がのっています。
行先の決め方
航空券の取り方
ホテルの予約方法
といった旅に慣れていない人に役立つ情報から
社内調整術
SNS活用術
お土産
といったサラリーマンらしく、会社に気を使いつつ旅行ができる空気の作り方までのっています笑。
「すごいな」と思ったのは「現地でのコミュニケーション術」ある記載。
スペイン語圏の国へ行く場合、覚える3つのフレーズがのっていますが、
筆者がスペイン語が公用語だったキューバへ行ったときは、この3つのフレーズだけを覚えて渡航したそうです。
もちろん、予想以上に楽しめたそうです笑。
「その国の言葉が話せないから行けない。」なんて言い訳できないですね…。
筆者の度胸と行動力がすごいです(語彙力)。
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まとめ
サクサク読みやすいオススメの本です。
「今いる会社をやめないで、世界一周ができる」というとてもワクワクした本でした。」
気になった方はぜひ読んでみてください。
P.S.
「なんか読んだことあるエピソードだなぁ」と思ったら、以前読んだ本にコラムとして筆者のエピソードが載っていました。
写真が同じで気づきました。
そちら↓も、ワクワクできる本です。
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