あつく、ゆるく

人見知り・アガリ症の雑記ブログ。ソロギターと外乗が好き。

【神ワザ】超・色鉛筆アート展が最高だった!【尾道市立美術館】

写真撮影OK!

色鉛筆画家12人による『超・色鉛筆アート展』

尾道市立美術館で見てきました!

 

みなさんこんにちは、kyonです。

 

広島県尾道市にあります尾道市立美術館へ行ってきました。

 

お目当ては

『超・色鉛筆アート展~神ワザ12人の彩りスタイル』です!

 

「写真にしか見えない」

「どうやって描いているの」

近年、超リアルな色鉛筆画がSNSを中心に話題になっています。

 

 

 

めちゃくちゃすごいですよね。

 

このような”神ワザ”をもつ色鉛筆画家さん12人が参加されます。

色鉛筆ユニット「イロドリアル (@irodoreal )」の6人と

林亮太さん主宰の「トーキョー・イロエンピツ・スタイル (@tcps2015)」の6人です。

 

作品原画は120点以上

色鉛筆の展覧会でこんなに多くの画家や作品が集まるなんて…。

なかなかないんじゃないですか。

 

しかもこの展覧会。

写真撮影OKなんです!

 

描き込みやタッチの研究をするもヨシ。

SNSで自慢してもヨシ笑!

 

ということで、ずっと気になっていた『超・色鉛筆アート展』に行ってきました。

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尾道市立美術館『超・色鉛筆アート展』

さぁ着きました。

尾道市立美術館です。

小高い山の上にありまして、尾道の観光名所「千光寺」の近くです。

 

尾道”猫の街”として有名で、街でたくさんの猫が暮らしてます。

「美術館に入ろうとする猫と、それを阻止しようとする警備員」でSNSを中心に定期的に話題になっている美術館です。

 

入口には巨大な猫の像がありました。

さすが尾道、「猫の街」。

 

館内へ

さっそく館内へ。

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こちらは第2展示室のようす。

人が少ないときをねらって写真を撮りましたが、いろんな人が入れ代わり立ち代わり、どの展示室も常に10人以上いたような気がします。

 

まず目につくのは弥永和千(やえかずゆき)さんの作品。

こちらは『空の記憶』。

水はねの表現すごっ。
女性はどんな気持ちで雨の中たたずんでいるのでしょうか。

 

同じく弥永さんの作品『ツカサ』。

静寂すぎて逆に”不気味”とでもいいましょうか。

畏怖の念を抱く美しさですね。

 

水面の描きこみ量がものすごい。

いろんな色が使われていますね。

 

コチラは『神鹿の森』。

上からさす光が印象的な作品です。

 

光の表現、どうなっているのでしょう。

強い光を感じますよね。

おもわず目を細めてしまいます。

”地”はキャンバスの白色なのに。

 

下の描きこみ量との対比も興味深いです。

写真撮ってゆっくり見れるのがいいですね。

 

続きまして三賀亮介(みかりょうすけ)さんの作品『こい』。

いやこれもすごい。

月並みな表現ですが、鯉が動き出しそう。

鯉の動きや水面の揺らぎを勝手に感じます。

 

鯉もさることながら、水面の波や反射、こけ・草の表現も驚異的。

じっくり見る人も多かったですね。

 

一番見たかった音海はるさんの作品も見れました!

猫ちゃんの絵がとくに多い画家ですね。

モフモフな毛並みなど、リアルさは群を抜いています。

原画が見られるなんて感激です!

 

まずは『透き通る』。

すごくないですか。

リアルさが1段階上がった気がします。

毛並み、どうやって作っていくんだろう。

 

続きまして、寝そべった猫が特徴の『緊張』。

なんとも言えない表情をしていますね。

退屈で「人間とアソブのも悪くない」と思っているのか。

はたまたご立腹か。

いろいろ想像するのが楽しい絵です。

 

こちらは『ほわほわ』。

今回の『超・色鉛筆アート展』のチラシで大きく掲載されている絵ですね。

つぶらな瞳がとってもキュート!

見つめるさきに何があるのでしょうか。

 

下の毛並みがとくにすごい。

もっふもふです。

 

横顔が美しい『光』。

展覧会の図録『超・色鉛筆アートの世界 神ワザ12人の彩りスタイル』の表紙をかざっている絵です。

凛々しい横顔におもわず見とれてしまいます。

 

圧巻なのはコチラ『迫(せまる)』。

ものすごい迫力ですね。

目と口元の立体感がハンパないです。

絵でも油断してたらやられそう笑。

 

まさに”神ワザ”ですね。

 

この絵が一番人が集まっていたような気がします。

細部までしっかり見ている人が多かったですね。

わたしもその1人笑。

 

ついに音海はるさんの原画をみることができて、胸がいっぱいになりました。

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新しい作家さんに出会う

作家さんが12人も集まる『超・色鉛筆アート展』。

 

知らない作家さんに出会えるのでいい。

もともとそんなに詳しくないので笑。

 

わたしも新しい好きな作家さんに出会いました。

miwa kasumiさんです。

その温かい絵柄に、心がほっこりしました。

 

まずは『冬の温もりの主(かえで)』。

キラキラした瞳が特徴的。

かえでちゃんのワクワクがこっちにも伝わってきますね。

 

さらに『短夜(みじかよ)のお供』。

心が温まるめっちゃいい絵!

1日が終わってゆっくりしている時間でしょうか。

寝顔がチョー可愛いですね。

 

さらに『缶詰のじかん(すみれ)』。

おそらく1個上の作品にも出ている猫ちゃんですね。

キリっとした表情と、凛としたたたずまいがなんともいえません。

キュンとします。

 

そしてこの作品たち。

見た瞬間、ときが止まりました。

上が『Max君』。

下が『Min君』。

 

2匹の表情といい、おめかしといい…。

とても愛くるしい!

 

ほかの作品と違い上下に並んでいるから存在感があったのでしょうか。

すっと目に入ってきました。

 

この展覧会で1番好きな絵です。

 

miwa kasumiさんは「ペットポートレート作家」さんなのですね。

わたしんちのペットの絵もお願いしようかなぁ。

 

戦利品

展示コーナーが終わると、グッズコーナーがありました。

 

買った戦利品をご紹介します。

 

まずはポストカードたち。

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1枚150円(税込み)でした。

展覧会の感動をお手軽に家でも楽しめます。

 

買ったのはほとんど動物ですね。

風景画ももっと買っておけば良かったなぁ。

 

そして、1番気に入った絵『Max君』と『Min君』がトートバッグになっていました!

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見た瞬間、即決でしたよ。

「マジか!絶対買う!」て笑。

 

作品だけでなく、グッズにも大満足して会場を出ました。

 

おまけ

本文でのせられなかった作品をご紹介します。

全部ではないですが。

 

ダイジェストみたいになって画家さんには失礼かもしれません。

ですが、なにぶん展示作品が多いので1枚1枚語れません。

それでも「なにか心にひっかかる作品に出会えればうれしいなぁ」と撮った写真をのせます。

 

興味をもちましたら、ぜひ会場で生でご覧ください!

 

弥永和千さん

『冬の目覚め』

 

『夕影』

 

『樹々の守り』

 

『漣(さざなみ)』

 

『兆(きざ)し』

 

『光のカーテン』

 

『青碧(せいへき)の泉』

 

リヒトさん

『東京・谷中の初音小路』

 

『東京・西新宿の自販機』

 

『ニュウドウグモ』

 

『陰翳(いんえい)』

 

テントウムシ

 

『東京・小野路の千手院玉垣

 

和田橋畔さん

『新東京名所図絵「萬年橋夜景」』

 

『新東京名所図絵「国技館 太鼓櫓とのぼり旗」』

 

曽我美香さん

ハシビロコウ

 

『希望』

 

『日本の虫』

 

『おいしいのちょうだい』

 

石川@色鉛筆さん

『アカメアマガエル』

 

『孔雀』

 

『レインボーブリッジ』

 

『グリーンパイソン』

 

クレステッドゲッコー

 

『タカ』

 

『カメレオン』

 

林亮太さん

『音楽のある静物 3』

 

『広島憧憬 盛夏の尾道階段路地』

松村薫さん

『Summer』

この絵は見とれましたねぇ。

背景の”ボケ”具合が絶妙で、メインにピントが合いますよね。

バラの花や葉に見入ってしまいます。

 

撮った写真は以上です。

(反射で自分が写っていたものは除く笑。)

作品数が多くて、進むにしたがい写真撮る気力がなくなったのは内緒。

 

専用駐車場はなし

ちなみに尾道市立美術館には専用駐車場はありません。

車でお越しの際は、近くの有料駐車場を利用することになります。

 

千光寺へ上がるロープウェイ乗り場の近くのコインパーキングにとめて、ロープウェイで上がってくる方法が1つ。

乗り場のすぐ横に、とある映画のロケ地にもなった「艮神社」がありますし、これはこれでいい方法です。

www.atsu-yuru.net

 

もう1つの方法、そしてオススメは千光寺公園駐車場です。

ロープウェイで上がらず、山頂まで車で来ます。

美術館へは歩いて3分の距離で、1日600円。

コインパーキングと違い、何時間いても600円。

時間を気にせずゆっくり観光できます。

そして千光寺公園駐車場の駐車券を美術館で提示しますと、1人に限り入館料が200円割引されます。

 

ぜひ利用してください。

 

まとめ

SNSで話題になった作品が見られたり、写真撮影ができたりと、大満足の『超・色鉛筆アート展~神ワザ12人の彩りスタイル』でした。

 

気になった方はぜひ尾道市立美術館に足を運んでみてください!

 

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超・色鉛筆アート展~神ワザ12人の彩りスタイル

場所 : 尾道市立美術館

会期 : 2023年7月1日(土)~9月3日(日)

休館日 : 月曜日

時間 :午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料 : 大人800円、高大生/550円 ※中学生以下無料

 

9月9日(土)~11月5日(日)は神戸ファッション美術館で開催するそうです。

 

↓公式図録

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