あつく、ゆるく

人見知り・アガリ症の雑記ブログ。ソロギターと外乗が好き。

正直、これ1冊で十分だった。『最高の体調』がすごい

体が整えば、人生が変わる――
睡眠、食事、心の乱れ…どれもつながっている。
『最高の体調』で、そのすべてを“科学的に”立て直す。

みなさんこんにちは、kyonです。

すごくいい本に出会ったのでご紹介したいです!
それが『最高の体調』

・なんとなく疲れが抜けない
・気持ちの切り替えがうまくできない人
・“根性論”ではなく、科学的に体調を整えたい人
に読んでほしい一冊です。

この本に出会ったきっかけ

『最高の体調』(鈴木裕 著)と出会ったのは、ある日のAudibleでした。

健康本を流し聴きするつもりで再生したのですが──数十分で
「これは実践したくなる!」
「本で持っておきたい!」
と思わされました。

思わず紙の本を購入。


AudibleとはAmazonが提供するオーディオブックのサブスクサービスです。
月1冊分の料金で、人気作も聴き放題のコスパの良さが魅力。
通勤中や家事の合間にも“読書”ができるのがポイント。

この本の良さ

1冊で幅広いジャンルを網羅している点が、素晴らしい!

  • 睡眠
  • ストレス解消
  • 死生観
  • 遊び
  • 行動管理
  • 未来像の描き方

「体調を整える」と聞くと食や運動だけを思い浮かべがちですが、この本は人間の生き方全体を視野に入れています。

『最高の体調』はトータルでカバー。
部分的に直すより、まず全体のバランスを取り戻す。
「睡眠の本」「食事の本」とあれこれ手を出さずに、これ1冊で土台を整えます。

しかも、ただ「これをやりなさい」と押しつけるのではなく、いくつかの選択肢が提示され、自分に合うものを選べる楽しさがある。

章の終わりごとに実践ガイドもあります。
「どれからやろう」とワクワクします。

とくに印象に残ったこと

1. 発酵食品&食物繊維

『食物繊維の摂取量が多い人は、少ない人にくらべて早期死亡率が23%も下がり、癌の発症率がは17%ほど低下。さらに炎症性の病気にいたっては、43%もリスクが下がるというのです。
データによれば、食物繊維の摂取量が1日10g増えるごとに早期の死亡率が11%ずつ減っていきます。ヘタなサプリや健康食品を飲む前に食物繊維を増やしたほうが、よほど病気の予防になりそうです。』

「早期死亡率23%減」という数字のインパクト。
ふだんから納豆やヨーグルトといった発酵食品は食べていました。
この本を読んで、「もっと食物繊維もとろう」とも思いました。

2. 週2の運動

まずわかったのは、どんな運動でも、ある程度の負荷があれば脳には良い影響があるという事実です。筋トレでもランニングでも水泳でも、ジャンルはなんでもかまいません。とりあえず体を動かしておけば、あなたの脳機能は確実にアップします。
しかも、「週2回の運動」と「週4回の運動」では両者に大きな効果の差はないんだとか。
休日に軽い運動を取り入れるとかできそうですね。
ウォーキングのすごさも紹介されてまして、ウォーキングをしたくなりますよ。
「ウォーキングを行うとコレステロールや血圧が下がり体重も減る。しかし、それらのメリットを合わせても、ウォーキングが心疾患に効く理由の59%しか説明できない。残りの41%は、ウォーキングがストレス反応を改善してくれるからだろう」
『一般のイメージよりも、ウォーキングは強力なパワーを持っています。イスから立ち上がって数分の散歩をするだけでも、あなたのストレスは激減するのです。』

よし、歩こう!
単純笑。

3. 自然との接触

思ったよりも簡単に自然のメリットが得られるという事実です。具体的な数字を紹介しましょう。

鬱病の場合は、週に1回30分ほど自然のなかにいれば、自然とのふれ合いがない人に比べて発症リスクが37%も低下する
・高血圧の場合は、週に1回30分のラインを超えたあたりから症状が改善していく

これらの数値は自然との接触時間とほぼ連動しており、公園に行けばいくほど心と体は改善していきます。


自然が回復力を高める。
しかも「偽物の自然」でも効果があるという視点が新鮮でした。
PCやスマホの壁紙を森や海に変える、作業中に鳥のさえずりや波の音を流すなど、生活の延長で取り入れられる自然が提案されています。

これも楽しいのが、ステップ方式で自然を生活に取り入れる方法を紹介していること。
自然の写真と音声で副交感神経が鎮まったら、次のステップです。


これ以降はぜひ本書でご確認を🤫

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やってすでに効果を感じたこと

実は、すでに試して効果を感じたものがあります。
本書を読んですぐに実践したものです。

睡眠改善(アイマスク&耳せん)

『「睡眠を改善するアイテムはなにか?」という疑問について調べたコクラン共同計画のレビュー論文でも、耳せん、アイマスク、マッサージ、アロマテラピー、リラックス音楽のなかで効果が認められたのはアイマスクと耳せんだけでした。それ以外の方法については、はっきりしたデータが出ていません。アイマスクと耳せんを同時に使うと、睡眠中のストレスホルモンが下がり、逆にメラトニンの量が増えていきます。』

導入して数日で「朝まで起きない日」が増え、ぐっすり眠れるようになった実感があります。
体感とエビデンスが重なり、今ではもう手放せません。

専門家が一致したという「良質な睡眠」のサインがわかりやすくていいですね。

  1. 眠りに落ちるまでの時間が30分以内
  2. 夜中に起きるのは1回まで

あと2つは本書でお確かめください🤫🤫
「寝具を買い替える」みたいな大きなことは出ないので、手軽にチャレンジできますよ。

畏敬の念をもつ

「畏敬の念には、炎症物質を適切なレベルに保つ作用がある。自然のなかを歩いたり、素晴らしいアートに触れたりといった活動は、いずれもポジティブな感情を引き起こし、健康や長寿に大きな影響を持つ」

畏敬の念の対象はなんでもよく、「自然」「アート」「人」など、『心の底からすごいと感嘆できれば、それは「畏敬」』になるとのこと。

これを知ってから、劇的にストレスが激減したと実感しています。
というか、生きやすくなった

他人のすごいところを素直に「すごい!」と受け入れるようになりました。
以前なら嫉妬や劣等感でモヤモヤしていた場面で、心が軽くなることが増えました。

嫉妬しそうになると、
「畏敬の念、畏敬の念」
とほぼ自動的に心が唱えてくれるようになりました。

他人のすごさが、自分の存在意義を危うくさせるものではなく、自分のストレスを解消してくれるものに。

ありがたい。
しっかり利用させてもらいます笑。

他人も自分も受け入れやすくなったので、以前より素直に・穏やかにいられやすくなったと思います。
生きやすさは確実に増加しました。

まとめ

『最高の体調』は、単なる健康ハック集ではありません。
自分が選び取れる行動が数多く用意され、しかもすべてエビデンス付き。だから安心して「試してみよう」と思えます。

  • 発酵食品&食物繊維
  • 週2回の運動
  • 自然との接触(壁紙や自然音などの“偽物の自然”もOK)
  • アイマスク&耳せんで睡眠を守る
  • 畏敬の念をもつ

どれもお金も時間もほとんどかからず、すぐ生活に組み込めるものばかり。
僕自身、すでにいくつかを取り入れて体も心も軽くなったと実感しています。
健康は「難しい努力」ではなく、小さな選択の積み重ねで整えられる──そう背中を押してくれる一冊でした。

採用していない健康ハックがまだまだあります。
次は何を試そうとワクワクしています。

みなさんもぜひ試してみてください!

 

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