あつく、ゆるく

人見知り・アガリ症の雑記ブログ。ソロギターと外乗が好き。

アクリル絵具をはじめるならコレ! 『リキテックス アクリル絵具で学ぶ 混色ワークブック』

アクリル絵具をはじめるうえで

とても役に立った本のご紹介です。

しかもお値段、なんと〇〇円!?

 

みなさんこんにちは、kyonです。

 

前回の記事で、アクリル絵具をはじめたことをブログに書きました。

www.atsu-yuru.net

 

アクリル絵具をはじめようとして、気づいたことがあります。

 

それはアクリル絵具に関する本が少ないということです。

 

1番有名な本は、情報量は多いのですが全編Q&A形式で使いづらく、体系的に学びにくい。

ほかの本はというと、初心者向けにしては難しかったり、オーソドックスな作風でなかったり。

 

 

何冊か買ったんですけど、中学の授業から絵らしい絵を全く描いたことがないわたしは何からはじめていいか分かりませんでした

 

そんななか、やっと出会った本がめちゃくちゃ良かったのでご紹介します。

 

余談ですが、それに比べて水彩画や油絵は本が充実しているんですよねぇ。

…うらやましい笑。

 

アクリル画をはじめて「絵画」に興味をもちはじめ、本を借りて読んでみたんです。

水彩画も油絵もやっていないのに笑。

分かりやすい本や、体系的にレベルアップしていけるような本がいろいろありました。

 

さて、本題に戻ります。

 

その良かった本がコチラ。

『リキテックス アクリル絵具で学ぶ 混色ワークブック』です!

 

この本に出会って、アクリル絵具に対するハードルがぐっと下がりました。

 

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リキテックス アクリル絵具で学ぶ 混色ワークブック』

赤・黄・青・白・黒の5色を使ってさまざまな色をつくりだすワークブックです。

 

全14ページで、演習は5つ。

少ボリュームながら、1ページ1ページ着実にレベルアップする内容です。

 

ほかにも、付録として

  • 絵具のしくみ
  • アクリル絵具の種類
  • 絵具チューブの読みかた
  • 道具の手入れのしかた

がのっています。

 

演習内容

演習課題はこんな感じです。

  1. じぶん柄のシマウマ→「重ね描き」を学ぶ
  2. みかんの木を描く→目的の色を作る
  3. 色相環を作る→三原色から作る色相環で補色の関係を学ぶ
  4. カラフル積み木→明度で立体を表現する
  5. ひとの顔を描く→スキルアップ演習

 

演習例

実際の演習をみていきましょう。

 

演習2「目的の色を作る」演習です。

 

同じ色でも、濃い色明るい色を作ります。

 

色を作って塗ってみましょう。

塗り方が雑…笑。

明るさの違いもほとんどない苦笑。

はじめたばかりですし、こんなもんでしょう。

 

そして、その作った色でみかんの木を塗っていきます。

 

塗ったらこんな感じになりました。

なかなかいいんじゃないですか。

て、自分で言うんかい笑。

 

もう少し茶色を隠せばよかったか。

 

塗り重ねて絵が”深く”なっていくのが楽しい

これ、自分で作った緑ですからね。

喜びもひとしお。

 

混色を学びつつ、アクリル絵具の特徴「速乾性があるからすぐ重ね塗りができる」を実体験として吸収できました。

 

ほかにも「明度で立体を表現する」演習だと、こんな感じ↓です。

いい感じに塗れていると思いませんか笑!?

ちゃんと立体になっていますよね。

塗りムラは気のせい…。

 

と、こんな感じでほしい色を作り、実際に塗っていくワークブックです。

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『混色ワークブック』のいいところ

この『混色ワークブック』は、全14ページというコンパクトなボリュームながら、以下のようないいところがたくさんあります。

  • アクリル絵具の特性・扱い方が学べる
  • 初心者でもやりきれる内容
  • 安い!

ひとつひとつ見ていきましょう。

 

アクリル絵具の特性・扱い方が学べる

ほしい色を作るのはもちろんのこと、上の演習内容でもふれたように、アクリル絵具の特性を生かした重ね塗りの演習もあります。

ワークブックを進めていくうちに、「アクリル絵具ってこういうものなのか」となんとなくわかってきました。

 

また、アクリル絵具は「すぐ乾いて固まる」という性質上、独特な扱い方をします。

 

「すぐ乾いてカチカチになるなら、筆やパレットはどうするの?」と不安になっていて、アクリル絵具を買ったのになかなかはじめることができなかったんですよ。

 

そんなとき、付録の「道具の手入れのしかた」がすごい役に立ちました

 

筆やチューブの扱い方・道具の洗い方などがのっていて「なるほど~描かないときはそうしておくのか」と知り、気が楽になりました。

 

少ないボリュームながら、大切なことがよくまとまっています。

 

初心者でもやりきれる内容!

演習は全部で5つ。

それぞれ1~2時間でできるよう想定されています。

集中力のないわたしでも全部できました笑。

上述のように演習内容は”濃い”のに。

 

混色以外の要素をできるだけ避けているのもいい。

 

というのも、水を使わない

 

水で薄めずそのまま塗りつぶしていきます。

「どれくらい水を使えばいいんだ?」とか考えなくていいので、課題に集中できますし、心理的ハードルも低い!

 

そして随所にあるコメントにも助けられました。

これもワークブックをすすめるうえでとても重要な仕掛け。

 

1番救われた(?)のは「面白い顔にしよう」というコメント。

 

最終演習は、肌色を作って顔を描くというもの。

髪の毛や目・鼻も描き入れます。

 

肌色を作るのも難しいし、顔を描くのも難しい…。

演習をすすめるのが億劫になりましたが「面白い顔にしよう」といわれたら、何を描いても全部正解ですもんね!

 

かわいいイラスト的確なコメントがワークブックをやりきる手助けしてくれます。

絵画初心者がくじけそうなポイントをよくわかっています笑。

 

安い!

安い!

とにかくこれです笑。

 

なんと税込165円(+送料)!?

送料の方が高いです笑。

 

裏を見ると、名前を書くスペースがあるじゃないですか。

学校の美術の時間で使う教材なんですかね。

それで安いのでしょうか。

 

『混色ワークブック』こんな人にオススメ!

『混色ワークブック』はこんな人にオススメです。

  • アクリル絵具に興味がある人
  • ”絵”をはじめたい人

 

アクリル絵具を全く触ったことがない人や、買ったけど何から手をつけていいかわからない人にものすごい手助けになってくれます。

 

色の作り方を実際に塗りながら学べるので、絵を趣味にしたい、あるいは、したばっかりで混色のやり方がわからない人にも力強い味方になってくれるでしょう。

 

逆に、すでに絵を描いている人やアクリル絵具を使っている人は必要ないでしょう。

 

筆と絵具が入ったセットもある!

この『混色ワークブック』には、筆2本と絵具5色が入ったセットもあります。

筆は平筆と丸筆。

絵具は高級で「発色がいい」と定評のあるリキテックスのアクリル絵具です。

ペーパーパレットもついています。

 

練習のために、メインで買ったアクリル絵具を使いたくなかったのでこのセットはうれしい。

練習は練習でものすごく大切なんですが。

 

これと筆洗いを買えば、すぐにはじめられます。

断然セットの方がオススメです。

 

まとめ

アクリル絵具をはじめるときに役に立った『 リキテックス アクリル絵具で学ぶ 混色ワークブック 』のご紹介でした。

このワークブックのおかげで、アクリル絵具に慣れ親しむことができました。

「アクリル絵具をはじめてみたいけどどうしたらいいか分からない」という人はぜひやってみてください。

 

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