あつく、ゆるく

人見知り・アガリ症の雑記ブログ。ソロギターと外乗が好き。

おすすめソロギタリスト②Casper Esmann(キャスパー・エスマン)

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巧みなアレンジで人気上昇中の

デンマーク出身ソロギタリスト・Casper Esmann

オリジナル曲もすごくいい。

 

みなさんこんにちは、kyonです。

 

今日はおすすめのソロギタリストをご紹介します。

既存曲のアレンジに定評があり、じわじわと人気と知名度を獲得していっているギタリストです。

その方がコチラ。

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Casper Esmann(キャスパー・エスマン)

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(写真引用ーhttps://ja-jp.facebook.com/casperesmann

 

デンマーク出身のソロギタリスト・Casper Esmann(キャスパー・エスマン)です。

1992年12月7日生まれの29歳(2022年2月現在)。

 

公式HPによると、もともとはピアノを弾いていたそうです。

母親からピアノを与えられ、幼少期から何年もピアノをレッスンを受けていました。

 

しかしある時、『アコギの神様』Tommy Emmanuelに出会います。

その衝撃はすさまじく、すぐさまギターに持ち替えたんだとか。

サムピックを使いながらコードストロークを入れるなど、ところどころTommy Emmanuelの影響が感じられるのはこういうルーツがあったからなんですね。

 

2018年にはアコギの世界大会である『Acoustic Guitarist Of The Year』のファイナリストの1人に選ばれるほどの実力者です。

ですが、彼を有名にしたのはYouTubeにアップしているアレンジ動画でしょう。

 

ネイルアタックやストリングヒット(弦を叩いて”チャッ”というアクセント音を出す特殊奏法)を多用し、ノリのいい音楽を生み出します。

www.youtube.com

 

派手な奏法を使いつつも、しっかりとメロディを大切にする演奏も光ります。

www.youtube.com

 

こういったアレンジが受けて、じわじわと人気と知名度を獲得してきました。

 

しかし!

 

いいのは既存曲のアレンジだけではありません。

オリジナル曲もいいのです!

 

カントリー調の陽気で平和的な曲から、打弦を駆使したパーカッシブ曲ももちろんいいのですが。

 

なんといってもバラードがいい!

これが意外でした。

派手な奏法だけではないのです。

美しいメロディコードの響きで、日本人にも受け入れられやすいです。

 

Casper Esmannはすでに6枚のアルバム(!?)をリリースしているそうです。

その中でも2020年に発表した最新作『Quandary』がとても良かったので、ご紹介させてください。

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QUANDARY

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2020年10月9日リリースの自主製作盤。

カントリーの枠にとらわれることなく、自身のルーツをまとめて昇華したかのような作品。

 

ストリングスの音など、ギター以外の音が足されている曲もあり、映画を見ているかのような壮大な曲も。

私はソロギターの曲に別の音が足されるのはあまり好きではありませんが、そのバランスが絶妙で、ギターの邪魔はしません。

 

温かいメロディで、日本人ギタリストの影響もいくらか感じますね。

と思ったら、プー横丁の商品ページにもそれに関する本人のコメントがありました。

日本のフィンガースタイル・ギター・ミュージックは、私のプロ・ミュージシャンとしての生活とプライベートな生活の両方に大きな影響を与えています。その事はこのアルバムにリアルに反映されています。

(引用―プー横丁

そういった意味では、日本人にも聴きやすいアルバムです。

 

アルバムのスタートを飾るのは、爽やかな#1『Return to Home』

爽快感が気持ちいい!

言葉はいらないから、とにかく聴いて笑。

www.youtube.com

 

「スラム奏法」という”叩き系”のテクニックを使った、スリリングな#4『Beijing Chase』

このスピード感がクセになります。

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人気曲の#5『Left Alone』。

北欧らしい透明感を保ちながら、感情に訴えかけてきます。

私もこの曲でCasper Esmannを知り、ファンになりました。

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穏やかに時が過ぎていく#6『Song for Collin』

落ちついたメロディが続くなか、間奏でスライドを使った”泣きのフレーズ”が入る変化がいいですね。

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やさしいバラードの#8『Mom's Wedding』

温かい空気感とメロディにグッと引き込まれます。

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Left Aloneとともに、人気の名バラード#9『Always』

私が彼の曲で一番好きな曲。

ストリングスの音が入っていて、ソロギターにはなかなかない壮大な曲調です。

ストリングスを聴いていると癒され、ギターを聴いていると気持ちが高揚する不思議な感覚。

4分の3拍子の揺らいだリズムが絶妙。

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アルバムを最後を締めくくるのは、#11『See You Soon』

旅が終わって名残惜いけど、それまでの旅路に感謝している…。

そんな情景が浮かんできます。

最後にふさわしい、しっとりとしたバラードです。

www.youtube.com

 

バラードが多い選曲になってしまいました。

私の好みです笑。

 

最初に述べたように、パーカッシブなテクニックも満載!

リズミカルな曲からメロディセンスが光る名バラードまで、幅広い楽曲が納められていてオススメです。

ぜひ聴いてみてください。

 

<収録曲>

1. Return to Home

2. Quandary

3. Groove Machine

4. Beijing Chase

5. Left Alone

6. Song for Collin

7. Jolly Day

8. Mom’s Wedding

9. Always

10. Navigator

11. See You Soon

 

CDの購入はプー横丁Amazonで。

他にはSpotify, Apple Music(やiTunesストア), Google Playなど。

詳しくはコチラ。

www.esmannmusic.com

 

この記事で、Casper Esmannを知っていただけたらとてもうれしいです。

 

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