渋川動物公園で外乗をしてきました!
今まで気おくれして乗らなかった子。
乗っちゃったら、この子の”とりこ”になっちゃいました!!
みなさんこんにちは、kyonです。
去る10月12日。
外乗をしてきました。
(2週間以上まえのことをやっと記事にしました(^^;。)
外乗とは、馬に乗ったまま馬場の外にとび出ることです。
山や海・川といった大自然を、馬と一緒に楽しむことができます。
過去に行った外乗はコチラ(一部)。
初の外乗↓
野生のシカに遭遇↓
そして、最後に外乗をしたのが2019年の12月。
約10か月ぶりの外乗になりました。
外乗をしてきたのは、やはりここ、渋川動物公園です!
動物園のなかを馬にのって歩くことができるので、オススメの外乗施設です!
【スポンサーリンク】
今回の相棒
今回の相棒はこのお方!
北海道の在来馬種「道産子」の”ドンちゃん”。
男の子だけど”ちゃん”付けです(^^)。
がっしりした、大きく安定感がある身体が特徴。
ここ渋川動物公園の外乗馬でも、一番大きな馬だそう。
実はこの子。
僕が勝手に苦手意識をもっていた子(苦笑)。
というのも、前述のとおり大きな体の持ち主(渋川動物公園の中で、ですが)。
そして、どっしりとした体形。
実際に目の前にすると、なんともいえない”圧”があるのですよ(^^;。
乗馬コーナーの馬たちのなかでも、”ボス”のオーラを発しています。
ほかの子をなでていたら、ドンちゃんがほかの子を押しのけてやってくるのです。
「俺がなでてもらうから、おまえたちはどけろ!」と言わんばかりに。
もちろんぼくの印象ですけども(^^;)。
馬場内で馬が解放されているときは、みんな仲良くしています。
はじめて渋川動物公園で外乗をさせていただいたときも、
「ドンちゃんは神経質だからほかの子の方がいいかも」
ということで、タイヨウ君に乗った経緯があります。
なので、なんとなくドンちゃんに苦手意識があったのですよ。
ぼくが勝手に抱いていただけで、ドンちゃんはなにも悪くありませんが(^^;。
そして今回。
スタッフさんに
「ドンちゃんに乗ってみましょうか。」
と提案していただいたので、勇気をだしてドンちゃんと外乗することにしました。
ほんとにがっしりしているので(何回いうんだ笑)、
近づくだけでも若干怖いのですが…
近づいてみると…
お、おとなしい! ?!?
外乗の準備をしている間、しっかり待っていてくれました。
ツーショットも撮らせてくれました(^^)v。
こ、これなら無事に外乗できそう。
まずは馬場内で調整。
外乗に出る前に馬の個性を知ることができるので、大切な時間。
おっ!
高い!
「渋川動物公園の外乗馬で一番大きい馬」ということもあって、乗ると目線が高い!
そして、思ったより歩くスピードがはやい!
他の子だったら”パッカパッカ”。
ドンちゃんは”パカッパカッ”。
伝わるかな笑。
は、はやいよドンちゃん…。
「ドンちゃんは神経質なので、もしかしたら走るかもしれません。」
「歩くペースがはやくなりがちなので、ブレーキをかけながら進んでください。」
という注意事項も聞いて、ドキドキしっぱなし笑。
でもすこし歩いたら、ドンちゃんのスピードの感覚がちょっとずつわかってきました。
相手のことを考えながら歩くって、楽しいなぁ。
馬場内なのに、もう満足笑。
いやーしかし見事な快晴!
写真は雲が多い角度ですが汗。
こういう天気の外乗は、ぜったい気持ちがいいぞー!!
ということで、ドキドキの出発です!
ドンちゃん、よろしくね!
【スポンサーリンク】
最初の長い一本道が好き。
開けていて、向こうの山々が見えるんですよ。
広い視界が気持ちいい。
海がみえる場所も!
順調に思えた出だしですが…
!?
突然ドンちゃんがとまりました。
「進め」の合図を出しても、まったく動きません。
自分の合図の出し方が悪いのか…。
(ちなみに、乗馬用語で馬に足で合図を出すことを「脚(きゃく)を入れる」と言います。)
焦る自分。
スタッフさんの指示を参考に脚を入れると、ドンちゃんが動きました。
ふぅよかったC= (-。- ) フゥー。
※スタッフさんの顔を隠すために絵文字スタンプをしていますが、実際はスタッフさんは焦っていません。
とても落ち着いていて的確な指示を出してくださいましたから、焦りつつも安心してドンちゃんに乗っていられることができました。
時間にして約1分。
とても長く感じました。
と同時に、個性が強めに出ている子に乗る面白さを感じました。
その子の”クセ”を感じたり考えながら、お互いのペースを合わせていく…。
大人しい子とは違った魅力がありますね。
あとの道のりは順調!
渋川動物公園での外乗のポイントは、動物園のなかを歩くこと。
ほかの動物の前を通ることになるのです。
ほかの外乗施設では味わえない、独特の緊張感を味わうことができます。
というのも、柵にいる動物たち(とくに馬!)は
「群れとは違う動物たちが来た!」
と興奮状態になるのです。
柵の手前まで見にきたり、ボス的な馬は駆け巡ったりします。
群れを守ろうとしているのでしょう。
そんな中を通るので、手綱をしっかりもったり柵から距離をとったりと、慎重に歩いていきます。
外乗馬も興奮して、どんな動きをするかわからないですし。
(と言っても、いままで急な動きをして危ない目にあったことはありません。
しっかり馴らしてあります。)
でも、ほかの子にガンを飛ばされようと、ドンちゃんは落ちついていました笑。
ぼくは、手綱でペースとコースをしっかりキープすることを心がけました。
神経質なドンちゃんが、ペースを乱さずしっかりと歩いていることにすごくうれしかったですね(^^♪。
馬の数が増えてもへっちゃら笑。
ぼくの好きなラマの前も通りすぎていきます。
動物園の中でありながら、こんな自然豊かなトレッキングコースを歩くことができるんですよね~。
これも、渋川動物公園の外乗の魅力。
苦手とされるエミューの前も、無事に通過。
ドンちゃんすごい!
ミニチュアホースの前は、何事もなく…。
動物園のなかなので、ほかのお客さんとすれ違うこともしばしば。
「すごーい!!」と驚かれるので、ちょっとした優越感に浸れます笑。
ロバさんに鳴かれました笑。
それはそれはけたたましい音量です。
鼓膜が破れるかと思いましたよ…。
それでも微動だにしなかったドンちゃん。
勝手に信頼感を抱いてました笑。
頼もしいよドンちゃん…。
ロバさんの前を過ぎると、外乗コースもいよいよ終盤へ。
長い上り坂をのぼっていきます。
アーチ状に生い茂っている木の下を通りぬけて…。
乗馬コーナーに戻ってきました!
【スポンサーリンク】
最後にドンちゃんとパシャリ。
勇ましいドンちゃんの姿。
快晴によく映えますね(^^)。
神経質なドンちゃん。
基本的に歩くのがはやかったです。
さきさき行こうとします。
ドンちゃんが不快にならない程度に調節しながらのペース配分。
これが楽しかった!
常に相棒と歩調を合わせるような、はじめての乗馬体験だったのです!
途中、物音に驚いてジャンプもしちゃいました。
予期せぬドンちゃんの動きに驚きました。
でも、乗ってる人の動揺が伝わったら馬も不安になってしまう…。
それを自分に言い聞かし、なんとか落ち着いて対処できました。
途中からお互いの波長があったのか、とても順調でした。
ドンちゃんも穏やかで、ぼくも今まで以上に外乗が楽しめました。
一気にドンちゃんのファンになっちゃいました。
スタッフさんに
「ドンちゃんは乗る人を選ぶので、なかなか外乗に出る機会が少ないです。
乗ってもらえてよかったです。」
と言ってもらえました。
こっちまでうれしくなります。
またドンちゃんに乗りたいな。
今まで勝手に苦手意識もってごめんね。
ドンちゃん、ありがとう。
ドンちゃん「いいってことよ。」
またドンちゃんに会いに行くよ。
※
渋川動物公園やほかの乗馬施設では、基本的には乗馬中の撮影は禁止です。
「カメラを体に密着させることができる(=両手を動かすことができる&じゃまにならない)」ことを説明して、外乗の様子を撮影させていただきましたが、断られることもあります。
スタッフさんの指示に従い、楽しい外乗をしましょう。
渋川動物公園の基本情報
アクセス
瀬戸中央自動車道児島icから国道430号経由で約8km
JR瀬戸大橋児島駅からタクシーで約25分
JR岡山駅から渋川行きバスで約50分渋川下車タクシーで約5分
営業時間
9:00~17:00 入園は16:30まで
入園料
大人:1100円
中人(小中学生):800円
小人(2歳以上):600円
年間フリーパスもあります。
駐車場
無料(約100台)
乗馬メニュー
引馬
小馬場3週コース | 500円 |
馬場の中でパカパカ | |
優駿の丘コース(約15分) | 1,500円 |
海の見える丘までパカパカ | |
受付までコース(約15分) | 2,500円 |
下り坂 上り坂有りで パカパカ | |
池周りから受付コース(約35分) | 3,500円 |
木陰の下をくぐり水鳥達とパカパカ | |
園内一周コース(約40分) | 3,500円 |
動物達を眺めながら トレッキング気分でパカパカ |
外乗
平日 | 土日祝日 | |
1名30分コース | 3,300円 | 5,500円 |
下り坂上り坂有り海の見える丘で一休み自分の手綱でパカパカ | ||
馬場内レッスン30分 | 2,500円 | 3,500円 |
(※記事更新時2023,10月の情報です。別途、入場料が必要)
おまけ
渋川動物公園の動物たちは、人が大好きな子たちばかり!
愛情をもって大切にされているのでしょうね(^^)。
以上3枚は、同じワンコ。
ポメラニアンの男の子「ポンポコポン」。
とっても人懐っこくて、なでている間ずっと笑顔でした。
そんな気持ちよさそうな顔をしてくれたら、なでがいがあります笑。
園内のえさは、全部100円!
ここに来たからには、絶対にえさやりを体験しましょう!
日常生活では経験できないことが、ここ渋川動物公園ではできます。
ランキングに参加しています。
クリックしていただけると喜びます。
【スポンサーリンク】