Yahoo!ニュースの記事で国内アクセス1位をとったことも!
コラムニスト尾藤克之氏がおくる『3行で人を動かす文章術』。
「刺さる」「伝わる」「心をつかむ」文章の書き方とは。
みなさんこんにちは、kyonです。
みなさんは、最初の3行を読んで思わず文章を全部読んでしまった、という経験はありませんか?
はたまた、最初の3行で「読まなくていっか」と判断したり。
多くの人に読んでもらうには、イントロ(前振り部分)で”フック”がかかることが必要不可欠。
そうしないと、簡単に読み飛ばされてしまう…。
じゃぁどうすればいいの!
ということで、
人をひきこむ文章が書けるようになりたい!
そんな悩みにピッタリの本を読んだので、紹介させてください。
それがコチラ。
尾藤克之著の『3行で人を動かす文章術』です。
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著者は、コラムニストで明治大学サービス創新研究所研究員。
約10年前からニュースサイトで記事を執筆するようになり、Yahoo!ニュースでアクセスが国内1位になった記事も!
そんな著者が実体験から得た、3行で人を動かす方法が満載です。
まずは、基本的な文章の書き方を学んでいきます。
- 読者を具体的にイメージする
- 文章を書く際にはアウトプットを意識する
- 断定して言い切る
- 読まれるためにポイントをしぼり込む
- 「複数の視点」をもつ
などなど。
男性向け・女性向けの違いを理解して書き方のアプローチを変えていく、という興味深い手法も。
基本的な文章の書き方を押さえたら、いよいよ「3行で心をつかむ技術」です。
- 読者が読み終えたあとのことまで考える
- 対句でリズムを作り出す
- 書き出しはポジティブに
- 「伝えたいこと」を読者の印象に残すには?
などなど。
すぐ実践できそうなことがたくさん。
Webライティングだけではありません。
メール文や謝罪文の書き方など、ビジネスで使える文章の書き方も載っています。
文章の書き方とは違うポイントで気になったこともありました。
それは、記事を書くスピード。
1000~1500字くらいでしたら、30分程度で書くそうです。
なんと、これには構想からの時間を含んでいます。
推敲が15分くらいなので、1本の記事ができあがるまでに30~45分くらい。
このスピードなら、毎日ブログが書けますね笑。
文章を書くとき、時間をかければよい文章が書けるというわけではありません。時間をかけすぎると、かえってリズムが失われてしまう場合もあります。ですから勢いやリズムをつけるために、一気に書くことをおすすめします。
う~む。
思い当たるし、耳が痛い…。
頭の中で書きたいことをまとめるのが苦手ですし、そもそも「文章を書く」ということに苦手意識があるんですよね。
それで「書くことに億劫になっている」と言いますか。
そんな悩みをわかっているのか、「書くことを恐れずに書きはじめよう」と筆者は読者を励ましてくれます。
楽しく自由に、わかりやすく書くことが、文章の基本です。言葉を形にして、伝えることに意味があるのです。
伝えたい思いを大事に、自分を信じて書く
テクニックだけでなく、メンタル面での励ましも。
書く勇気がわいてきます。
というか、「もっと気楽に書いていいんだ~。」と気が楽になりました。
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まとめ
読んでもらうには、イントロで人をひきこむことが必要。
著者の経験から得た「3行で人を動かす文章術」が満載のこの本、読んでみてはいかがでしょうか。
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